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Moe Fujisue

はじめに ―東京最南端で何が起きている・・?ラウンドテーブルってなんだ!?

更新日:2019年3月2日


みなさまこんにちは、はじめまして。フリーランスで建築・まちづくりのパブリック・リレーションズをしています藤末萌と申します。


東京都大田区・蒲田周辺を活動拠点とする@カマタと出会ったのは2017年のこと。クラウドファンディングに参加したことで、その動向に着目しつつ、陰ながら応援している、といういちファン的な立場だったのですが。今年の夏頃、京急電鉄と進めている新プロジェクトについてお話を伺ったり、イベントに参加する機会があったことで「どうやらこれは、蒲田エリアの未来を面白く変えていきそうなビッグプロジェクトだぞ!」という事に気づきまして。京急電鉄と現在進行系の@カマタが企画するイベント「ROUND TABLE」について、その模様をこのウェブサイトを通してお届けしたいと思います。

そもそも、@カマタってなんだ?という方は、ぜひ2017年のReady for クラウドファンディングをご覧ください。


京急電鉄+@カマタのみなさん  撮影:川瀬一絵(ゆかい)

2014年の開始以後少しずつ仲間を集め、まちに点在する不動産を活用し、クリエイターのための拠点を整備してきました。工房付きシェアオフィス「カマタ_ブリッヂ」や古い倉庫をアートスペースに転用した「カマタ_ソーコ」など大田区内でいくつかの拠点施設を運営してきた@カマタのメンバー。皆それぞれ不動産、建築、デザイン、アートキュレーションなどの専門性を持っています。メンバーが集まる拠点があることで、新しい人も立ち寄りやすい、というコミュニティハブにもなってることから、地域資源を活かすクリエイター・コレクティブなのだと理解しています。


京浜急行電鉄株式会社はご存知のとおり、東京・横浜・羽田空港に行くときの赤い電車。・・だけではなく、黄金町駅でのアートのまちづくりや、日ノ出町駅「Tinys」でのタイニーハウス(ちいさな家)を活用した宿泊・複合施設など、地域の魅力向上や活性化のために高架下空間を活用してきた鉄道会社です。


そんな京急電鉄が2019年春にオープンを目指すのは、京急線大森町〜梅屋敷駅間の「ものづくりのための」高架下施設。地域の方々、とくに町工場とクリエイターの拠点として、新旧のものづくりが融合した「ものづくり複合施設」としてお披露目される予定です。@カマタはプロジェクトチームの一員として、施設の設計や一部プログラムの運営をしていきます。


 2018.6.15 京浜急行電鉄株式会社ニュースリリース


その中でも私がとくに注目しているのは、デジタルファブリケーション設備を備えたインキュベーションスペースとオープンスペース。@カマタが運営するからこそ生まれる化学反応に、大いなる期待を寄せています。



「ROUND TABLE(略してRT、ラウンドテーブル)」と題したトークイベントシリーズは、新施設オープンを待ちきれずに、この場所の魅力やこの場所でできること、したいことやその未来を、意欲的なものづくりを実践しているゲストとともに議論する場です。@カマタがこれまで培ってきた人・知識・技術のネットワークや、東京最南端のこの地域の魅力を知ればきっともっと鮮明に、未来のカマタの姿を思い描く事ができるはず。と願いながら、全5回のイベントをレポートしていきたいと思います。


REPORT


 

エディター紹介


藤末 萌 FUJISUE Moe

2012年横浜国立大学大学院/建築都市スクール Y-GSA卒業。DESIGNTIDE TOKYO 2012事務局アシスタントを経て設計事務所勤務。設計スタッフをしつつ、併設されている建築系ブックカフェの店長を兼任して企画・運営を担当、「設計事務所をまちにひらく」ことを目指し3年間活動しました。様々なイベントのコーディネートや書籍の出版業務を通じて建築とそのまわりをつなぐ楽しさに目覚め、事務所退社後はフリーランスとして建築・都市系のプロジェクトやイベントのPR・マネジメントを行なっています。


2016年より千葉県松戸駅前にある元ホテルを活用したアーティスト・イン・レジデンス「PARADISE AIR」の広報・運営、2017年より横浜DeNAベイスターズが運営するまちづくり拠点THE BAYS内のコワーキングスペース「CREATIVE SPORTS LAB」の企画・運営に継続的に携わるほか、岡田利規による個展「渚・瞼・カーテン チェルフィッチュの〈映像演劇〉」(2018年、熊本市現代美術館)ではプロダクション・マネジメントを担当。

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